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ハンターハンター シグルイ あとがきの考察

 

2017/6/26 発売 HUNTER×HUNTER 34巻・シグルイ のネタバレが含まれます ご注意ください

 

 

 

 

 

なぜ冨樫義博は『HUNTER×HUNTER』34巻で自ら作品解説を行ったか? (KAI-YOU.net) - Yahoo!ニュース

 

ヤフートップに上がっていたこの記事に感化されて、少し書きたいと思います

 

今回取り上げるのは、ハンターハンター34巻の作者のあとがき

 

クロロvsヒソカ 解説

 

と銘打っての、横書き2Pのあとがきです

あとがきの書き手は作者の冨樫義博

 

まずは1ページ目

 

「100%勝つ」って言って本当に勝つこと

(中略)

それにあたり岩本虎眼氏の心構えを参考にさせていただきました。

 HUNTER×HUNTER34巻より

 

岩本虎眼というのはシグルイという漫画の中の剣術である虎眼流の開祖のことです

 

ここで注目すべきはもちろん、シグルイ虎眼流岩本虎眼氏の心構えですね

この虎眼流心構えが如実に出てるのは、秋葉山での虎眼(流)vs伊良子でしょう

(これがまた共闘説の裏付けになっているというところがまた、おもしろい)

 

シグルイの面白いところは、この「虎眼流心構え」が最後まで出てくるところ、そりゃあそうといえばそうなんですが

そして、シグルイには違和感があるんです、普段読んでる漫画と異なるっていう違和感、自分は全編通して読んでやっとわかったのですが、その違和感も虎眼流心構え」についてなんですね

シグルイ、非常におもしろい

 

次は2ぺージ目

 

34巻あとがきより引用します

① 一番やりたかったのは旅団の誰かを殺させることでした。

② 話の流れは大体決まっていたのですが

③ 最後にヒソカが誰を殺すのかは決まっていませんでした。

④ ヒソカは、あの場でマチを殺したがっていたのですが、

⑤ 僕が却下してしまいました。

⑥ 船の流れに続けるにあたって

⑦ 他の旅団員へのメッセンジャーが必要だったのと、

⑧ 今回の闘いの反省と復讐をふまえて、

⑨ クロロの能力を削っておくという、

⑩ 冷徹で合理的な判断に

⑪ ヒソカの本気をにじませたかったから…

⑫ という言い訳を後からつけ足した私の判断です。

⑬ おそらくマチを残しておいた方が後々面白くなるという予感です。

(中略)

⑭ どちらを残すか、あるいは残さないかの判断は勘になります。 

 

それぞれを勝手に分割し、独りよがり解説をしていきます

 

① 一番やりたかったのは旅団の誰かを殺させることでした。

なるほど、誰かというのはこの場面では、マチ、シャルナーク、コルトピになるのでしょうか

 

② 話の流れは大体決まっていたのですが

③ 最後にヒソカが誰を殺すのかは決まっていませんでした。

話の流れ=クロロvsヒソカとして

最後に殺すとすれば、やはりマチ、シャルナーク、コルトピの誰かになるのでしょうか

 

④ ヒソカは、あの場でマチを殺したがっていたのですが、

正直ここは意外でした、自分はジャンプ本誌で読んだときはヒソカがマチを殺したがっていたと思うことはできませんでした

理由としては

 

1. 以前の天空闘技場での念糸で縫合

2. グリードアイランドで会話してる

3. 今回のクロロvsヒソカ戦後の(おそらくヒソカは知らないが)、瞼綴じ、(顔もキレイにしといてやるよ)、「団長の除念ありがと」

4. (ヒソカの気づき?からの)「座りなよ縫ったげる」

 という関係からの温情というのが理由なんですが

 

マチ「(団長の除念ありがと)座りなよ縫ったげる」

 ならばまぁ温情もないような気がしますねぇ

 

 あの場と書くならば、マチひとりの控室ですね

 

⑤ 僕が却下してしまいました。

⑥ 船の流れに続けるにあたって

船に持ってきたいのは作者の希望ですね

 

⑦ 他の旅団員へのメッセンジャーが必要だったのと、

作者の希望

 

⑧ 今回の闘いの反省と復讐をふまえて、

ヒソカの反省、復讐

 

⑨ クロロの能力を削っておくという、

クロロの能力=マチ、シャル、コルトピ

 

⑩ 冷徹で合理的な判断に

判断=ヒソカの旅団皆殺し

 

⑪ ヒソカの本気をにじませたかったから…

⑫ という言い訳を後からつけ足した私の勘です。

という言い訳=

船の流れに続けるにあたって他の旅団員へのメッセンジャーが必要だったのと、今回の闘いの反省と復讐をふまえて、クロロの能力を削っておくという、冷徹で合理的な判断にヒソカの本気をにじませたかったから…

 

付け足した言い訳なんで作者の言い訳になりそうですが、ヒソカの考えともとれますねぇ、どこまでが言い訳でどこまでがヒソカ自身の動きなのでしょうか、

分からないでもそれでいいです

 

私の判断=ヒソカがマチを殺したがっていたのを却下したこと

 

⑬ おそらくマチを残しておいた方が後々面白くなるという予感です。

なるほど

 

⑭ どちらを残すか、あるいは残さないかの判断は勘になります。

どちら=マチ、シャル、コルトピですかね

 

ヒソカに冨樫が「マチは殺さないよー」って言ったらこうなったって感じなんですかね

 

復讐 

 

ここで復讐といえば先ほどのシグルイですね(なんか前の数式を使う数学みたい)

復讐に燃える伊良子は虎眼流の連中を1人ずつ殺していきます

この虎眼流、超強いんです、その超強い連中が策略ありでまとめてかかって来たらたまったもんじゃないことは、秋葉山ですでに痛い(じゃすまない)ほどわかってる

伊良子は1人ずつ殺して晒し首にします

 

...ん?

 

伊良子は虎眼流ではない

そうシグルイからは感じられます

 

 

冨樫義博のあとがき

 

ハンターハンターにはいつも驚かさせてくれるので、なんとなーく具体的な考えを聞きたくはなかった感はありました、そして弱音とも取れてしまうあとがきに少し驚きました、でもよくよく考えるとこれは全部私の勝手な思い込みだったんですね

ハンターハンターの面白さ、完成度、そしてためてためて出す連載に多大な期待をするあまり、その作者である冨樫氏には「天才」「すごい」「完璧」というイメージを抱区人は多いと思います、私もその一人です

しかし、完璧なんてないんです、いくら練りまくったところで選択は無限大、そして完璧なロボットは目覚めることはありません(たしか、プルートゥという漫画にあったような?)

つまり、止まっちゃう、動けなくなっちゃうんですね

 

冨樫氏はそこを「」で先に進むのです

 

近年のハンターハンターの完成度、練り様は半端ないです

いいなぁ冨樫はこだわれて、週刊でやってるの他の作者を見習えよ、などと言われることが多いですが、正直漫画というくくりの中でもこだわろうと思えば無限なんですよ、冨樫氏が言ったように、「ストーリー」でもいくらでも練れる、作画なんて、ここのトーンはどうしようか?とかやりだしたらきりがありません、最終的にこだわりの行き着くところは「全編カラー」になってしまいます

 

「なるようにしかならない」

 

 

 ヒソカ 密

 

 変化系は気まぐれで嘘つき

「カンペキに勝つ、だろ?ゴン」

 

ヒソカはこれから一体どこに進んで行くのでしょうか

 

 

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